鯨を旗頭に「 食の工業化 」へ反旗を翻す


 150年前、明治維新から始まった「 "食" の工業化」の強要。
 その系譜は脈々と戦前戦後・高度経済成長期へと受け継がれ、
 時代はバブル崩壊からリーマン・ショックへ ─

 今も続く、大量生産・大量消費(欧米同化と税収拡大)は、
 鯨を含め、多くの食文化や農林水産業を消耗疲弊させ、
 技術や伝統だけではなく、日本人の味覚と本能をも破壊しました。


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 私たちが料理させて頂くのは「真の日本の鯨」です。

 日本から遠く離れた南氷洋で行われた、
 乱獲といっても過言ではなかったあの時代の、
 粗末な扱いで、安く大量に売られた鯨ではありません。

 古から、目の前の里海で慎ましくも勇壮な、
 一頭の漁獲で七つの浜(村)を豊かにすると言われた捕鯨の末裔であり、
 自然から命を頂戴する営みの象徴たる鯨です。

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 その鯨を筆頭に、失われつつある「昔ながらの本物」を結集し、
 食に「命のにおい、地の薫り」を取り戻す。

 自然とのかかわりを蔑ろにし、
 日本を狂わせてきた既得権益に反旗を翻す─!

 そんな、食を愛する、食の反逆者が夜な夜な集い、
 楽しい革命を企てる「秘密基地=ひみつのくじら屋」でもあります。

 愉快な同志のご参加をお待ち申し上げております。