(6) 名物 / 龍田揚げのご紹介


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日本一おいしい鯨龍田揚げ

 此の世に美味い食い物はごまんとございますが、
 当店の鯨龍田揚の味わい(旨味、薫り、食感)は、
 何物にも代えがたい唯一無二と自負しています。

 幾百の試作、幾千の鍛錬の先に辿り着いた風味は、
 政財界、文化芸能、海外からのお客様…
 様々な食通の皆様から「絶品」のご評価を頂戴して参りました。

 当店には他にも様々なこだわりの料理がございますが、
 皆様なぜか、龍田揚げへと原点回帰する…そんな魅力を持った料理です。
 やはり、長らく愛される食文化には、人の奥底に響く何かがあるのでしょう。

 ご好評をいただく味わいですが、風変りな工夫は致しておりません。
 良い料理人がきちんと、良い材料だけで、良い道具で、
 という基本の徹底、とりわけ素材選びに一切妥協をしない事が自慢です。

 選び抜いた素材達の中でも "揚油" には特に思い入れがございます。
 揚げる油は、お蕎麦でいえば "水" のようなもの。
 どんなに良い蕎麦も、こねる水、茹でる水が悪ければ台無しです。

   「国産無農薬のなたねを薪火焙煎。
    石臼で丁寧に挽いた後、昔ながらの方法で搾り、
    最後に手漉きに和紙で三日以上かけて濾過」

 華やかではなく、素朴でひたすら自然。
 生命感に満ちた薫り・旨味が鯨を包み込む。
 醇味豊かなれど、お腹には一切もたれない。

 その油を中高温に熱し、鯨を入れると同時に一気に温度を上げる。
 二度揚げをせず、発勝負で鯨の旨味を瞬間的に閉じ込める事で、
 味付けに頼るのでは出せない香ばしさ、色、肉感を味わえます。

 重ね重ね、世にはより美味しい料理が溢れども、
 当店には、他にも自慢の鯨料理が数多くあれども、
 この龍田揚げの中毒性は、私共にとっても特別にございます。

 是非、鯨を食べたことがない、
 鯨には良い思い出がないという方にこそ、
 是非召し上がっていただきたく存じます。

  「美味しい揚げ物」は万国共通、絶対最強の共通言語。
 立場、国境、価値観、あらゆる壁を乗り越えて互いを笑顔にする。
 そんな龍田揚げでありたいと考えています。

 

【用いる素材のご紹介】

  - 鯨肉 : 房総和田町ツチクジラ 熟成上背肉
  - 揚油 : 会津若松 平出油屋様 国産無農薬菜種油(薪火焙煎、石臼挽、手漉き和紙ろ過)
  - 片栗粉: 北海道産 未ふん粒片栗粉(大正時代から続く製法) 
  - 米粉 : 南房総 三芳村産 無化学肥料無農薬 自然栽培米
  - 小麦粉:  同上  挽きぐるみ地粉
  - 卵  :  同上  無農薬野菜育ちの平飼有精卵
  - 塩  : 九十九里 サンライズソルト様 薪火塩 および 揚浜塩
  - 醤油①: 愛知三河 南蔵商店様 「わらべうた」 (無農薬大豆、木桶、海の精、3年熟成仕込み)
  - 醤油②: 奥出雲 森田醤油店様 「むらげの醤」 (地元産原料、木桶、沖縄シママース 仕込)
  - 味醂 : 房総佐原 馬場本店様 「最上白味醂」 (地元産 有機肥料使用契約栽培もち米 / 炭火仕込)